2000年代に個人サイト(個人ホームページ/ホムペ)を作って一次・二次創作を楽しんでいた駄文書きです。
どうもこんにちは。
古のオタクが作っていた、こんな個人サイトを知っていますか?
このページは、個人サイト(ホムペ)を知らない方向けに、これは一体なんなのか?
について解説する為に作りました。
完全に私だけが楽しい&当時やっていた方(私含む)には古傷/黒歴史を思い起こさせる内容になっています。
ではでは、画像を元に解説していきたいと思います。
あくまで私の主観と体験談が元になっています
※創作サイトでの話です。
手っ取り早く体験できるように、古の個人サイトを再現したページを作りました→古の個人サイト風入り口
個人サイトについて
個人サイトって何?
今やpixiv、カクヨム、小説家になろう、Twitter(現X)、Instagramなど、
自分の作品を投稿できる場所や、同じ漫画が好きな人を探したり交流したりするのは気軽になっていますよね。
それらのサービスが誕生する前まで、主流だったのが個人サイト/個人ホームページ/ブログでした。
ブログ、と言っても現在のブログともまたちょっと違う空気感がありました。
自分の好きを詰め込んだ場所を作って、一国一城の主、みたいな感じだったんですよ。
個性が光る、すごい時代でした
たまに当時を思い返しては、ちょっと寂しさも感じています。
今は無いの?
どうして今はあまり見ないのかというと・・・
当時主流だったサービスが終了していたり、Twitterやpixivを主体にする人が増えたのが大きな理由です。
- Twitter→2006年から
- pixiv→2007年から
- Instagram→2010年から
- LINE→2011年から
これらのSNSが主流になってきて/管理人が進学したり就職したりなどリアル生活の影響で、
更新が止まるサイトや、引っ越しを宣言するサイト、閉鎖されるなどなどありました。
私も2006年に始めたサイトを、2011年には閉めた覚えがあります
同じジャンルの方々がpixivに移ったり、同年代らしき方々の更新が突然止まるのを目の当たりにしました。
用語解説
この画像に載せている、個人サイトでよく見かけられたものについて上から順番に説明していきますね。
触って体験はコチラをどうぞ→古の個人サイト風入り口
アクセスカウンター
自分のサイトにどれくらい人が来てくれたか、を見るためにカウンターを設置しているサイトがほとんどでした。
このカウンターも、そのサイト内で使いたいのを自分で探して(憧れのサイトが使っていたらどこのですか?と聞いたりして)自分で貼り付けてました。
アクセスカウンターでキリが良い数字になっている時に
サイトを見ている=キリ番を踏んだ人は、
キリ番踏みました!とリクエストをしたりコメントを残す事ができました。
憧れのサイトでキリ番を踏みたくて、サイトに入り直し/読み込みしなおす事をしたという人もいたと思います(実体験)
拍手
管理人を応援している、という事を行動で表せる場所です。
サイトによっては、拍手にランダムのお礼(イラストや短文)を表示させるようにしているところも。
全種類見たくて、何度も拍手を押しまくったのも良い思い出…
単純に拍手ボタンだけがあるところや、一言コメントを送信できるものもありました。
お知らせ
サイトの更新情報を載せる場所です。
これまでの更新情報をログとして残せる仕様にしていたり、
黒板のように前の文字を消して新しく書き直す仕様になっていたり、
サイトによって違いがありました。
はじめに
サイトの内容や注意、管理人について紹介する、こんな感じのページにつながるリンクでした。
サイトによっては、クッションページ(外部からリンクを飛んで来た人に見せる1番最初のページお出迎えみたいなもの)を作って、そこに注意書きを書いているサイト様もありました。
例えば、○歳未満は回れ右とか、グロ/流血注意とか、
世界観の導入の為に凝った作りになっているサイトもありました。
作品
サイトのメインコンテンツです。
管理人が書いた小説(ss/ショートストーリーと表記される事も)や描いた絵を見る為のリンク集です。
人に見られるのが恥ずかしい/謙遜/自分ではダメダメだと思ってるなどの管理人側の心情によって、駄文、駄絵と表記しているサイトもありました。
どこが駄文なのよ!という管理人様ばかりでした
また、作品置き場についての表現も、コンテンツだったり、
アルファベット表記になっていたり、特に表記無く直接リンクが貼られていたり、サイトによって本当に様々でした。
1番個性が出て、管理人の人となりを感じさせるものでした。
掲示板
管理人に感想を伝えたり、キリ番リクエストをしたり、様々な理由で訪問者が書き込みができる場所でした。
Bulletin Board System”(略称:BBS)は、英語でブレッティン ボード システムって読むらしいです。
インターネット上の電子掲示板として、色んなサイトで見かけました。
もちろんこちらも、サイトによって表記が異なっていて、掲示板、BBS、交流などなど個性が光る場所でした。
日記など
管理人の日常を綴るブログなどへのリンクになっている事が多かったです。
TwitterなどのSNSへのリンクを貼っている人もたまにいました。
あの頃はTwitterやってなかったし、見ても無かったので、リンク貼ってる人を見ると、珍しい気持ちもありました。
ランキング
サイトを登録しているランキングサイトです。今で言うと、ブログ村などのような存在です。
特定のジャンルのサイトが集まるランキングや、小説サイトが集まるランキングなどなど本当にたくさんのものがありました。
ランキング、同盟、○○の輪、などなどコチラもランキングサイトの管理人によって表記が異なっていましたね。
また、単純に管理人の人となりを示す為の同盟も存在しました。
“チョコ好き同盟”とかあったなぁ…
こちらはランキングサイトとはまた違っていて、
同盟サイトからサムネ/ロゴを借りてリンクを繋げたり、完全にサイトの装飾的なものでした。
リンク集
憧れのサイトやオススメのサイト、使っている素材屋さんのサイトなどなど、リンクがたくさん貼られていたページです。
文字だけのリンクだったり、サムネ/ロゴで画像をクリックすると飛べたりしました。
一方的に憧れのサイト様へのリンクを貼っている「片思い」や
仲が良い/お願いをしてお互いのサイトにリンクを張り合っている「相互」などがありました。
サイトをリンクさせるのに、ルールを設けているサイトがほとんどだったと思います。
リンクを貼る時には報告不要だったり、掲示板などから報告して下さいだったり、リンクのさせ方についての注意などなど。
私はチキンだったので、ほとんど片想いの憧れサイト様まとめページでした
鍵
サイトのコンテンツの隠し要素を見るためのパスワードの事です。
サイトによっては、「.」だけで隠し要素へのリンクを貼り付けていたり、
コンテンツ内に秘密のページを作って、パスワードに気づいた人や同じジャンルが好きな人であれば
すぐ答えられるような質問を作っている人もいました。
はじめに、の最後にパスワードを表記していたり、定期的にパスワードを更新している人などなど。
管理人の強烈な個性を楽しめる存在でした
最後に
以上、2000年代に創作サイトを運営していたオタクの主観で、個人サイトの特徴についてまとめてみました。
Twitterが不穏になる度に、個人サイト回帰話が出てきますが、そうなったらすごく楽しいよなあ。とも思ってます。
どんなものか、試しに見てみたくなった時には、このページで遊んでみて下さい。
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